■はじめに
Er:YAGレーザーは、1974年にZharikouによって発明された固体レーザーであるが、歯科としては、1989年にドイツのkellerとHibstによって、“歯を削れるレーザー”として広く紹介された。その後、H社とM製作所との共同開発により、接触照射型Er:YAGレーザーが開発され、1996年にう蝕治療、歯石除去、軟組織処置について許可を受け、発売に至ったのである。
現在の歯科治療におけるレーザーの適用は軟組織である歯肉の切開、凝固といった外科的処置や、う触治療、抜髄、感染根管治療、歯周治療、さらにう触予防、口内炎、口角炎、象牙質知覚過敏症、額関節症などの疼痛緩和、治療促進などで、色々な場面で活躍している。
組織表面吸収型であるEr:YAGレーザーは、水に極めて良く吸収されて連続かつ瞬間的に水分子が気化する水蒸気爆発の圧力により、機械的に組織の崩壊が起こる。
■レーザーとは?
Er:YAGレーザーは、1974年にZharikouによって発振された固体レーザーであるが、歯科としては、1989年にドイツのkellerとHibstによって、“歯を削れるレーザー”として広く紹介された。その後、H社とM製作所との共同開発により、接触照射型Er:YAGレーザーが開発され、1996年にう蝕治療、歯石除去、軟組織処置について許可を受け、発売に至ったのである。
現在の歯科治療におけるレーザーの適用は軟組織である歯肉の切開、凝固といった外科的処置や、う触治療、抜髄、感染根管治療、歯周治療、さらにう触予防、口内炎、口角炎、象牙質知覚過敏症、額関節症などの疼痛緩和、治療促進などで、色々な場面で活躍している。
組織表面吸収型であるEr:YAGレーザーは、水に極めて良く吸収されて連続かつ瞬間的に水分子が気化する水蒸気爆発の圧力により、機械的に組織の崩壊が起こる。
■臨床において
う触治療:機械音や振動がほとんど無い状態で虫歯の部分を選択的に除去する事は可能で、大きな虫歯でも無麻酔で処置が可能な場合があります。レーザー照射により、歯面の消毒と耐酸性の付与が行えます。
■水への高い吸収性が特徴です。
歯科医療にEr:YAGレーザーが、多くのレーザー波長の中で、最もふさわしいと言われる理由は、水への高い吸収性にあります。Er:YAGレーザーは、水を含んだ生体組織に対する蒸散能力が高く、しかも、それは表層のみに起こると考えられています。
すなわち、Er:YAGレーザーによる硬組織の切削の原理は、ハイドロキシアパタイト間のハイドレーションセルがEr:YAGレーザーによって気化して、アパタイト間の結合が破壊されるためと考えられています。また、照射野周囲の照射エネルギー密度は低く、周囲組織への影響はほとんどありません。
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■体の表面にのみ反応します。
Er:YAGレーザーは、蒸散という反応が照射部の表層に限定されて行われるため、他のレーザーのように透過光による組織深部への影響が少なくてすみます。またエナメル質にクラックが起こりにくい、熱の発生が微小、痛みが非常に少ないなども魅力の一つです。 |

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■使用例
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