インプラント
インプラントとは
インプラントとは、今より50年前、スウェーデン・イエテボリ大学のブローネンマルク博士が、我々の骨と、チタンという金属が生体内で癒着する事実を発見した事によりインプラントの歴史が、一歩ずつ歩み始めました。
歯科の分野でのインプラントの応用は他の分野よりも比較的早く、失われた歯の部分や、先天的に喪失している歯の部分の顎骨(歯茎の下の顎の骨)の中にチタン製のフィクスチャー(人工の歯根)を植立し、それが骨と骨癒着した後に歯根の代用となるものがインプラントです。
当初は、インプラントは形はともかく、かみ合わせの一助となればとの発想であり、インプラントは、あまり美しいものではありませんでした。が、現在ではインプラントは様々な発展を遂げ、天然の歯とあまり遜色のない審美的にも優れた、後天的な歯を制作できるまでに至りました。
このように進歩を遂げてきたインプラントは、歯の機能としての、“良く噛める事”、“美しいお口元”を再現する治療法として確実にみなさまの選択肢の1つになるものと実感しております。
歯を欠損した場合の選択肢
・入れ歯を使う
・ブリッジ(架橋補綴)にする。
・インプラントにより歯を復元する。
・何も行わない。
などが挙げられます。
それぞれに一長一短(メリット・デメリット)があります。
あなたの担当医とよく相談し、あなたに合った治療法をお選びください。